まゆげ描く男

全身の毛がないナイ男のあるアル話や体験談。あと趣味のハナシとか。

公園で倒れていたオジちゃん 其の二

こんばんは。

群馬県太田市からまゆげナイスです。


続き。

救急車を待つ間、酒でヘロヘロのオジちゃんの意識を保つため、近所のおばちゃんと3人で話す。


近所のおばちゃん「63て聞いたけど見えないねぇ、もっと老けて見えるよ。ヒゲ剃ってキレイにしなよ!」

直球。


オジちゃん「もうめんどくさくてヨォ…。」

投げやり。


自分「電話の女の人誰なの?」

知りたかった。


オジちゃん「別れた女房…。」

なるほど。


近所のおばちゃん「別れても気にかけてくれてるんだ!ヨリ戻っしゃいなよ!」

自分「そうだよ!これを機に!」

自分の事ではないから二人ともテキトー。


でも意識を保つ、という目的として会話をしているのである。

ほんの数分だがオジちゃんと会話していたらオジちゃん泣いちゃった。

こんなに心配させて申し訳ない、と。

皆人生色々なんだなぁと思いました。


そして救急車到着。

通報者として色々聞かれる。

名前と

連絡先と

オジちゃんは喋れる?

意識ある?

どんな倒れ方していた?

どのくらい前に発見した?

などを聞かれました。


その間、周りの人は見ながらフツーに通り過ぎます。

もちろん悪気はないと思いますよ。

「あっ、この人がどうにかしてくれるから出る幕じゃないぞ。」

そんな感じです。


自分も倒れている人が他の人に介抱されていたら「お任せしました!」と思いますもん。

ただ、誰か倒れていて誰も周りにいなかったら当然助けます。

そんな場面に今まで4回遭遇しました。


通り過ぎていく人達の中にも、以前誰かしら介抱した事があるという人はいるハズ。

ただ、「あの時めんどくさかった…。」

という過去の経験から通り過ぎているのかも知れないし。


まぁそんなわけで倒れている人を見かけたら、めんどくさいから通り過ぎたくなるのもわかるけど助けようよ!


ちなみにオジちゃんは救急隊員に介抱され、その後自宅まで送り届けられました。

大事に至らなくてよかった。


というハナシでしたm(_ _)m