まゆげ描く男

全身の毛がないナイ男のあるアル話や体験談。あと趣味のハナシとか。

まゆげナイス家を買う -其の四-

おはようございます😃

寝違えたまゆげナイスです。

続き。


奥の席に通され話を始めます。

購入希望の住宅の確認をしてから、第一関門ともいうべき住宅ローンの仮審査の準備。

というか給与明細や源泉徴収表を見て、この稼ぎでいけるのかどうかの判断。


確か前年度の年収と、今年度の見込み年収を計算したっけな?

どう逆立ちしても自分の稼ぎだけではローンなんて通るわけないので、夫婦合算で申請する為嫁ハンの給与明細も提出して計算してもらいました。


頭金、ボーナス払いなしの35年で設定。

担当Fさんはローン計算用の電卓を叩いていきます。

若干のしかめっ面&手を止めストップモーション‥。

低収入な明細達を前に向き合う男2人。

自分は気にしていない素振りを見せるかのように、出された紅茶を飲みます。


そしてFさん、口を開きました。

「恐らく合算で仮審査はギリギリ通るかと思います。」

なるほど。

トータルこのぐらいで3千万前半はいけるのか。

世帯年収600万はほど。


とりあえずこれで仮審査お願いします、と伝えました。

そうしたらFさんは家の仮押さえの話をしてきました。

「もし可能でしたら、このままこの住宅を買う権利がまゆげナイスさんにありますよ、という手続きを進めますがどうしますか?」


現段階ではまだ仮審査のお願いをしただけで、他の人が買いたい、話をどんどん進めますと来たらその人の物になる。

ここでも気が変わらないうちにスピーディーに、その時はお互いそんな感じでした。


自分「話を進めてください、お願いします。」


Fさん「わかりました。ではまゆげナイスさんがこのままこちらの家を買う権利がありますよ、という為に手付け金五十萬円が必要になります。

よろしいですか?」

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ここで現実に動き出した感が急に来ました。

手付け金で物件を押さえる‥。

ホントにここで良いんだよな?

嫁ハンも納得していた間取りと立地だし‥。

つい1分前まで納得しきっていたつもりでしたが、お金が動くとなるとリアルだ。


担当のFさんは続けます。

「手付け金は頭金の一部として使えます。もし住宅ローンが通らなかった場合はしっかり返金しますのでご安心ください。」


うん、ではお金下ろしに行こう。

どうせ払うものなんだもの。

「わかりました、手付け金を用意してきます。」

自分は近くの郵便局まで行く事にしました。


続く。