まゆげ描く男

全身の毛がないナイ男のあるアル話や体験談。あと趣味のハナシとか。

時計屋のひふみん似の主人 -昼の顔と夜の顔-

こんばんは〜

寝なきゃいけない時間まであと1時間半、まゆげナイスです。


今日は今まで遭遇した変な人シリーズ。

今回は約15年前のハナシ。

当時、地元の飲み屋で焼き鳥を焼く手伝いをちょっとだけしていたのですが、若い人から年配の方まで色んなお客さんが来ていました。


ある日、70歳ぐらいのひふみんさんに似たおじいちゃん(以下OG)が来店。

当然自分はいつも店に出ているわけではないから初対面なので挨拶。

OGさんも可愛らしい笑顔で「ヨロシクネー」と言ってくれました。

けっこう人と話すのが好きみたいでカウンター越しに世間話をしながら飲み物を奢ってもらったりして。


色白でふっくらしたOG、良い人そうだけど何か隠しているような雰囲気も感じられ。

飲み始めて2時間弱、酔いが回ってきたのか目が怪しくなってきました。


OGさん、肘をつけ指を組んでアゴを乗っける女子みたいなポーズになり、自分の方を獲物を狙うような目でずっと見てきます。


OGさん「次は何飲む?」

自分「あー、じゃあコーラで」


いただいた瓶のコーラを一口飲み置きました。OGさん、そのコーラを凝視。

次の瞬間驚くべき行動に(>人<;)

自分の飲んでいたコーラの瓶をつかみ口の部分を舐め回すように飲み始めました…

予想外の行動に唖然としていましたが、そこからOGは自分の手を掴み「このあと遊びに行こ🎶」と連呼。

カウンター越しにぐいぐい手を引っ張られ困っていたら、今まで黙っていたマスターが怒鳴り、OGは悪さを注意された子供のようにシュンとなりおとなしくなり、その後少しして会計を済ませ帰っていきました。


マスターから聞いた話では、近所では有名な、若いオトコ好きの時計屋のおじいちゃんで、店に来ては相手にしてくれるオトコを探しているとの事。

けっこうお金を落としてくれるのでギリギリまで見張って、手が出たら止めるそう。

あの後一緒に遊びに行ったら何をされたんだろうか?

男の人が男を好きなのは個人の自由としても、飲んだコーラの瓶を舐め回していたのが衝撃的すぎて、世の中には色んな人がいるんだなと思わされました。


その後街中で一度見かけましたが、両腕に背の高いイケメンを従え嬉そうに歩いていました。

どこで見つけたんだろう?

ブルゾンちえみwithBみたいだった。